水入り


今回は、時計の水入りについてご紹介します。
・リファレンス:-
・年式:-
・症状:水入り
GW前後に、時計内部へ水が入ってしまったとのことで持ち込まれた時計がありましたので、ご紹介したいと思います。



クリスタルの内側に大量の水滴が確認できます。
誤って洗濯機に入れてしまい、内部に浸水してしまったようです。


クリスタルの内側が全体的に曇っています。
水滴が目立たず、オーナー様も水が入っていることに気が付かなかったようです。


針の縁に水滴が付いています。


浸水によってサビが生じた歯車の例です。


サビによる変形の場合、部品の交換が必要になります。

今回ご紹介した3本の時計は、幸いにも機械にサビが発生する前でしたので、水入りによる部品交換はありませんでした。しかし、過去には部品が原形を留めないほどサビが進んでしまったものもありました。
防水不良を起こさないためにも、定期的なメンテナンスと、不注意には気をつけましょう。



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