使用や着用による時計の汚れについてご紹介いたします。
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・症状:汚れ
世界規模で感染が確認されており、各国の経済にも大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルス。感染を最小限に留めるため、集団行動や接触を避けたり、うがいや手洗い、除菌など、清潔に保とうという動きがあります。そこで今回は、時計の汚れについてご紹介いたします。
時計のベゼルとケース、フラッシュフィットの接合部を拡大した写真です。
汚れは隙間に溜まりやすく、このようにベゼル周りはとても汚れが溜まりやすい場所となります。
フラッシュフィットの拡大写真です。
ブレスレットの隙間も、汚れが溜まりやすい箇所となります。
ブレスレットの裏側を拡大した写真です。
表面ではなく、肌に触れる面のため、普段目視で確認することは難しいのですが、このように汚れが溜まりやすい箇所となります。
バックルの内側を撮影した写真です。
普段はブレスレットが重なっているため、目につかない部分ですが、このように汚れが溜まりやすい箇所となります。
バックル中板の写真です。
手首に直接触れる箇所となり、汗が付着しやすいため、汚れが蓄積します。
裏蓋の溝部分を拡大した写真です。
開閉するための溝には、構造上細かな凹凸が多く、汚れが溜まりやすい場所です。
フラッシュフィットの内側の写真です。
こちらも普段目にする機会は少ない場所となりますが、このように汚れが付着します。
※この部分は、ケースからブレスレットを外さないと洗浄できません。
写真4と同じカットの別時計の写真です。
海や温泉に時計を着用したまま入り、真水で洗い流さずに使用を続けると、成分が結晶化し、腐食の原因となります。
使用後、時計に付着した汗を拭きとることで、汚れの蓄積を大きく抑えることができます。
ウイルスは目に見えないため、身の回りを清潔に保つことが重要で有効だと考えられます。普段身に着けている時計だからこそ、清潔な状態を保ちましょう。
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