ルミナスの破損


今回は、ロレックスを代表するダイバーズモデルであるデイープシーとサブマリーナーのルミナス破損についてご紹介します。
・リファレンス:Ref.116660・Ref.16610
・年式:-
・症状:ルミナスの破損
ダイバーズウォッチには定義があり、その一つに“タイムプリセレクティング装置誤操作防止機能を有していること”とあります。
ロレックスのダイバーズウォッチといえば、サブマリーナーとシードゥエラー、ディープシーですが、逆回転防止ベゼルが上記機能にあたります。この逆回転防止ベゼルのゼロマーカーであるルミナスポイントは、暗い海中での視認性を確保するために、発光塗料が入ったカプセル状になっています。
そのため、周囲よりも出っ張っており、日常での使用でぶつけやすく、破損させてしまうことがあります。



ルミナスが破損したディープシー・Ref.116660の写真です。


接触によるものと考えられますが、塗料部分が欠損し、メタル枠も変形しています。


サブマリーナー・Ref.16610のルミナス破損写真です。
黒い線のように見えるクラックが入っています。


別のサブマリーナー・Ref.16610のルミナス破損写真です。
こちらは、中央に衝撃を受けたようなクラックが入っています。

ルミナスポイントは、打ちどころが悪いと簡単に破損や欠損をしてしまいます。
場合によっては部分的な修理ができず、ベゼルインサートの交換が必要となりますので、ご使用時にはご注意ください。



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