オーバーホールの必要性

ムーブメント Cal.1570
オーバーホール


Cal.1570のオーバーホールをご紹介します。

・リファレンス:Cal.1570
・年式:-
・症状:振り石外れ
テンプを振動させるための動力を、アンクルから受け取る振り石というパーツがあります。
非常に小さなパーツですが、テンプの振動の基点となる重要な役割を果たしています。この振り石は、稀に外れてしまうことがあります。


赤い小さなパーツが振り石です。
このパーツが外れてしまうと、時計は動かなくなってしまいます。

振り石は、天真に取り付けられた振り座にセットされています。
写真の半円にくり抜かれた部分が取り付け位置です。

ハコと呼ばれる部分の写真です。
この部分の内側に振り石が左右に蹴りだされます。

ヒゲによって振り石が戻ってきた時に反対側にアンクルを動かすことで、アンクルのツメが外れ、ガンギ車が一歯回転し、また蹴りだされるというサイクルが繰り返されます。

機械式時計は、小さなパーツが集まった精密機械です。
あまり激しく扱うと思わぬトラブルが発生してしまいますので、ご使用時は十分ご注意ください。



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