オーバーホールの必要性

オイスターパーペチュアル・デイト
Ref.15000 オーバーホール


オイスターパーペチュアル・デイトのオーバーホールをご紹介します。

・リファレンス:Ref.15000
・年式:-
・症状:サビ
長期間の放置によりサビが進行してしまったオイスターパーペチュアル・デイトをご紹介します。


オイスターパーペチュアル・デイト Ref.15000です。
搭載ムーブメントはCal.3035ですが、主ゼンマイが切れているようで不動の状態でした。

ケースをチェックすると、ベゼルに割れを確認できました。
ステンレス製のベゼルが割れるほどの激しい衝撃が加わったと考えられます。

風防の内側に大量のサビを確認できました。
恐らく、ムーブメントにもサビが発生していると予想されます。

裏ブタが固着しており、通常の方法では開けることができませんでした。そのため、浸透潤滑剤を使用してやっと開けることができました。もう少し固着が酷ければ、破損の可能性があるため作業を中止せざるを得ない状況でした。

ムーブメント全体の写真です。
大量のサビが発生しており、ムーブメント全体に広がっていました。

テンプ周りの写真です。
ケースの隅は、特にサビが酷い状態でした。

時計内部はサビが酷く、オーバーホールする際はパーツの多くが交換になります。

近年、ヴィンテージ・ロレックスの相場は高騰しておりますので、もし、しまい込んだままになっているロレックスがありましたら、深刻なダメージを受ける前にメンテナンスに出してみてはいかがでしょうか。



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