オーバーホールの必要性

プラスチック風防破損


ヴィンテージ・サブマリーナーのプラスチック風防の修理をご紹介します。

・リファレンス:Ref.5513
・年式:-
・症状:風防破損
プラスチック風防は、サブマリーナーに限らずヴィンテージ・ロレックス全般に採用されていた強化プラスチック製の風防です。
現在は、耐傷性や耐久性に優れるサファイアクリスタル製が採用されています。


風防の正面カットです。
全体に使用キズがありますが、特に8時から10時にかけて、大きなヒビが入っています。
見えにくいですが、ケースに発生した錆も確認できます。

大きなヒビの拡大カットです。
風防が粉々に割れなかったことは、不幸中の幸いでした。

新しい風防に交換した正面カットです。
防水性だけでなく、視認性も回復しました。

ケースに発生していた錆も丁寧に落としました。

使い込まれたサブマリーナーでしたので、ケースには錆の発生が酷く、かなりの浸食痕が残りました。
オーバーホールの目安は4年に1度と言われていますが、ご使用頻度や環境、モデルによっては頻度が増える場合もあります。ご使用のロレックスをよく観察していただき、異常や不具合を確認できた際は、お早めにメンテナンスに出されることをおすすめします。



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