ブレスレット修理
ブレスレットの修理についてご紹介します。
・リファレンス:-
・年式:-
・症状:ブレスレット修理
今回は、変形してしまったオイスターブレスレットの修理をご紹介します。
何らかの力が加わったものと考えられますが、ブレスレットのコマと中板を繋ぐパーツが複雑に変形しています。
バックルの先端にあたる“ツメ”が外に反るように開いてしまい、しっかりと閉めることができない状態です。
全体の様子を確認後、無理のないよう少しずつ直していきます。
無理な力を加えたり、工具の当て方を誤ると、さらに大きな変形やキズをつけてしまう可能性もありますので、慎重に作業を行います。
キズをつけることなく、無事に正常な状態へと戻りました。
裏側から確認しても、変形の跡もなく、きれいに直っております。
バックルの先端もきれいに直りました。
閉めた際の感触と、中板の歪みを微調整して修理完了です。
今回の修理はきれいに直りましたが、大きく変形しすぎてしまうと、正常に直す作業中に破損してしまう可能性があります。その場合は、交換対応となりますので、ご使用や保管には十分にご注意ください。
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