オーバーホールの必要性

カレンダーの書体


今回は、カレンダーディスクの書体についてご紹介します。

・リファレンス:Ref.116610LV、Ref.116613LB、Ref.1675
・年式:-
・症状:-
ご存じの方も多いと思いますが、カレンダーディスクの書体は複数存在し、同じ年式でも微差があります。



2015年製サブマリーナー“Ref.116610LV”のカレンダー写真です。

端の“セリフ”と呼ばれる部分が小さく、シンプルな書体です。

2015年製サブマリーナー“Ref.116613LB”のカレンダー写真です。

こちらは比較的はっきりとしたセリフがついた書体となります。

1980年頃のGMTマスター“Ref.1675”のカレンダー写真です。
先程までの2015年製とはまったく異なり、書体そのものが違います。

感覚的になりますが、セリフつきの書体の方が全体的に見る機会は少ないように感じます。
他にも、年代により文字の大きさや太さといった違いも確認されています。
このように書体の違うカレンダーディスクが意図的に使い分けられているものかは分かりませんが、現在お持ちの時計を確認してみるのも面白いですね。



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