オーバーホールの必要性

ダイヤルの裏側刻印について


前回、ゴールドなどの金無垢系貴金属に刻印されたホールマークを取り上げましたが、今回はゴールド製ダイヤルの刻印についてご紹介します。

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・症状:ダイヤルの裏側刻印について
早速、ダイヤルの裏側写真を見てみましょう。



“18K 750”の刻印が確認できます。
通常は真鍮製(亜鉛が20%以上含まれている銅と亜鉛の合金)ですが、どちらも色合いが似ているため、一目で素材を判断することは難しいです。

こちらの刻印も“18K 750”ですが、黒い塗装がされているため、こちらも一目ではゴールド素材と判断できません。

こちらは“750”のみの表記です。

こちらは“G” のみの表記です。

少し古いモデルですと、“18K 0.750”という表記もあります。
表記方法には決まりがないようです。

こちらの刻印“PT 950”は、“プラチナ 950/1000”を意味します。

デイトナの場合、真鍮は約2g、金は約3.8gとなりますので、メンテナンスなどで頻繁にダイヤルを手にする機会がある人であれば違いに気付くと思います。
一部のデイトナにゴールド製のダイヤルが使用されているようですので、またの機会にご紹介したいと思います。



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